3月の渓流解禁からしばらくは忙しくて釣りに行けず、その後の大震災で予定していた釣行もキャンセルになり、そのまましばらくは釣りに行く気持ちになれずに3月中は結局ロッドは振らずじまいになりました。
4月に入り、予定されていた川崎のフィッシュオン王禅寺での車椅子フライフィッシング教室が予定どうり行われることになったので、ボランティアでお手伝いに行ってきました。
このイベントは親しくさせていただいているフライフィッシャーの団体
森とさかな主催のイベントで、車椅子やハンディキャップのある子供たちにフライフィッシングの体験をしてもらうというプログラムです。
当日はやや肌寒い中多くの参加者があり、サポートの方々と指導者を合わせると50人になろうという、大イベントになりました。
今回僕は視覚に障害のあるユウキ君の担当になりました。初めての経験で、どうレクチャーすれば良いのか初めは迷いましたが、15分、20分たつとお互いのコンビネーションができてきて、軽くキャストしてもらって合わせは僕が手を添えて、魚とのやり取りは自力で頑張ってもらって、2時間ほどの間に6匹の魚の感触を味わってもらうことができました。
寒かったこともあり初めは楽しんでもらえているのか不安なこともありましたが、ユウキ君は釣れない時間もあきらめることなくロッドを握り続けて、同じ障害のある友達と釣果と魚のサイズを競い合っていました。
釣りの後はサポートの方々の協力でバーベキュー。
お肉も野菜もたっぷりでお腹一杯と思いきや、皆食欲旺盛であっという間にたいらげました。釣った魚のほとんどはリリースしましたが、3匹ほどホイル焼きにして皆で自分たちの獲物の味を楽しんでいました。
参加者の皆を見るといつもこの言葉が浮かんできます。
Anything Possible!