今年も8月6日広島に原爆が投下された日がやって来ました。
以前にも書きましたが、僕は高校時代3年間広島市内の学校に通っていました。平和公園の近くで、毎年公園の清掃に学校行事として参加していました。
もちろん、原爆資料館にも何度か足を運び、大きなショックを受け、動揺しました。
通っていた高校の周りは焼け野原になり、プールには熱さから逃れる人であふれていたそうです。
長年の親友のお母さんは被爆者で被曝手帳を持っています。その他にも多くの被爆二世が友達の中にいました。ある友達の妹は白血病を発症し、みんなで献血をして応援していましたが、残念ながら天国に旅立ちました。
核兵器には断固反対です!今日の広島市長の言葉には心から感銘しました。相手を恫喝することで平和が保たれるという考えは捨てるべきです。
核反応による驚くべきエネルギーを手にした人類は、驕り高ぶり常軌を逸してしまったように見えます。
福島の原発事故は未だ多くの危機を抱えたままです。さらに全国の原発から出る核廃棄物の後始末の方法さえ未だ見えないまま、核燃リサイクルという見果てぬ夢を追いかけて、日夜核爆弾の材料となるプルトニウムを貯めこみ続けています。
そして、選挙では日本の核武装を唱えている議員が多く当選しました。恐ろしい国になってしまいそうで不安でなりません。
もう一度広島、長崎でどんなことが起きたかに思いを巡らして見ましょう。