神戸JAZZ2009が大成功で終了しました。
今年でこのイベントも5年目になり、参加校も10校にまで増えてきました。それぞれ年々演奏のレベルが上がっていっているのが良く分かり、嬉しい限りです。
各校のゲストソリストとして参加したプロのメンバーも演奏を楽しんでいました。
熱帯JAZZ楽団のメンバー、マリーンバンドのメンバー、そして関西のホーンメンバーの混成で作られた今回のスペシャルビッグバンド。リハーサルは前日のみでしたが、本番のステージは見事なアンサンブルで熱帯JAZZ楽団とは一味違ったサウンドが新鮮で、メンバー全員とても打ち解けて、打ち上げは和気藹々で盛り上がりました。
リハーサル風景。関西ホーン陣素晴らしかった!
神戸JAZZ初のヴォーカルゲスト、マリーンはいつものようにエネルギッシュでスタイリッシュ、学生たちに新たな刺激を与えてくれました。
マリーンのリードで最後は総立ちでMas Qe Nadaの大合唱で本編が終了。
アンコールは恒例のオーディションに通った学生たちとの合同演奏。
先ずはこのイベントのテーマともいえる曲El Futuro。これは5年目とも有ってセクションの演奏はバッチリでプロの演奏が必要ないほどでした。
ソロを取ったトロンボーンの学生も実力もあり演奏を楽しんでいました。途中で乱入した中島徹のソロにも見事に反応して、エキサイティングなバトルを展開してくれました。
そしてラストの曲は、おなじみSeptember。
甲南高校、高砂高校を中心にした学生たちの演奏は素晴らしく、ソリストとして参加した、市民ビッグバンド神戸JAZZオーケストラ代表と甲南代表の二人のサックスプレーヤーも見事なソロを聞かせてくれました。
最後は、バックステージワークッショップやEl Futuroに参加した学生、更にマリーンも登場して、ステージ上は人で一杯、会場は総立ちで盛り上がりのうちに終わりました。
5年間このイベントに関わらせてもらって、年々学生たちのレベルが上がっていくのを見られたことが、最大の喜びです。これからも神戸JAZZが末永く続くことを願っています。